会員制の中身が決まりました
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決まりました。9月1日から、服ヲ掘ルの会員募集を始めます。
8月12日に「20日には中身を決めきりたい」と書きました。決めきったので、何が入るのかをここに書いておきます。membersページでも目録が見えるようになっています。

membersページ。中身が見えるようになりました。
資料室
解体で採ったパターンのDXFデータ、写真。誌面に載せた何倍もの量が、ここに入ります。

DXFデータと解体写真
本や記事で公開してきたのは、掘った結果の一部です。CAD上の元データ、記事に選ばれなかった写真。編集で削った分を、ここではそのまま出します。DXFデータはダウンロード、写真はサイト上での閲覧という形です。
MEMO:
DXFデータは、CADソフトで開けるパターンの設計図。縫製や製図の現場で使われている形式です。
実験室
DXFデータをAIに測らせて、数値で比較する実験場です。実験001は、501ファミリー8本の実測比較。倒し角や尻ぐりの深さといった箇所を、データから直接測って年代で並べています。
談話室

解体の過程や、解体に限らず、日々考えている事や、外では話しにくい話も、ここでするつもりです。先日の501講演の資料も、ここに置いてあります。
掲示板
気づいた事、リクエスト、間違いの指摘。会員のみなさんと直接やりとりする場所です。返信もここに書きます。
会費と期のこと
プランは2つ。「閲覧」が月880円、DXFのダウンロードまで含む「閲覧+DXF」が月1,650円(ともに税込)。募集は9月1日から30日まで。この一ヶ月が「1期」です。
募集は期ごとに区切ります。
最初に応援した人が、なんだか損した気分を感じる仕組みにしたくないが、出し惜しみはしたくない。という事で考えたのが、会費の変動です。
なので次の期は会費を上げる予定ですが、1期で入った方はその後もこの価格のまま据え置きます。
持って行くのも、出て行くのも自由です。咎めません。再入会も自由です。
ただし、退会した時点で「入会時の会費のまま」の据え置きは消えます。戻ってくるときは、そのときの会費で。
残って付き合い続けてくれる人が、いちばん報われる場所にしたいからです。
(カードの失効など、意図しない解約は Contact からご連絡ください。据え置きのまま席を戻します。)
※追記:当初ここは「一度退会されると再入会はできません」としていましたが、ルールを緩和しました。残る人がいちばん報われる、の原則は変わりません。
なぜ今、メンバーシップを始めるのか?
答えは1つ。
「もっと面白い事をする為に」
カッコつけて言えばこうなるし、もちろんこれは本音。
だけど、ここからは包み隠さず、本当の本当の本音の奥を話す。
今の僕に出来る限界値は、実はとうに過ぎていた。
毎回ビンテージを買い足して、東京で単独展示をする。下請けのパタンナーに、無理なく継続出来る訳は無く。「皆さん、力を貸して下さい」というのが正直なところだ。
ビジネスがもっとうまければ、、、
あの時、あの人に言われた通りだった、、、
悔しい思いは積もるほどある。でも悔いはない。
ここまで、こうしたい!と思うやり方で必死で走ってきた。だから悔いはない。
僕のやり方では難しかったって事が分かった。
ってだけ、、というのは少し負け惜しみだが。笑
だから、もう少し柔軟に、色んな事をやってみたいと思う。
過去にもらったアドバイスを、僕なりにやる。
僕なりにやると、また上手く回らない可能性は高くなるのかもしれない。
アドバイスの通りにやらないから失敗する。っていう、成功者がよく言ってるやつ。
その「僕なりに」とは、とにかく全部出す。出し惜しみはしない。
応援してあげるよって言ってくれるみんなに、「今月はここまで」みたいな事やりたくないし、ここまでは無料で全部知りたい人は有料ですって情報を売る形にはしたくない。
だからまずは、僕なりにやる。それでもダメならまた考える。
そんな不器用なやり方しか出来ない自分が居るんです。
型紙を売らずに、会員制にした理由
型紙をデータで1枚ずつ売る、という道も考えた。実際に値段まで付けてみた。欲しい人が、欲しい型だけ買う。その方が分かりやすいし、商売としては多分そっちが正しい。
実は過去に一度だけ、1ヶ月ほどパターンデータをWebで販売してみたことがある。
そのとき、「あ、これは続けたら儲かるな」「アーカイブが増えれば、堅実なビジネスになるな」と感じた。でも同時に、強烈な居心地の悪さも感じて、すぐに中止を決断した。
理由はいくつかあるが、
当時の職人が生み出した形を、そのまま自分の“商品”として並べることが、まるで歴史を消費しているようで、どうしても「気持ち悪い」という感覚が拭えなかったのが大きい。
加えて、そのすべての型紙で製品を作り上げたわけではない。
いざ縫ってみると不具合が出るという事は決して珍しい事では無いからこそ、そんな状態で販売して良いのか?という疑問もつきまとう事になる気がした。
会員制なら良いの?結果としては同じ。
という意見もあるだろうとは思う。
でもこれは僕の気持ちの問題だから、、分かるよって共感してくれる人が居てくれたら嬉しく思います。
それから、大事な事を1つ。上に書いた通り、値段は期ごとに段階的に上げていきます。何故なら、「先に応援してくれるみんなが損した気分になるのは、僕が嫌だから」。
最初から全部出すので、スタート時のボリュームに対して、内容量が増えるペースはゆっくりになると思う。それでも、増える物は全部、先に入ってくれた人の場所に増えていく。
この考えもそうだけど、主にパタンナーさん向けの取り組みに見えるかもしれない。僕が提供出来る物で考えると、その側面はどうしても強くなる。でもパタンナーさんだけじゃなく、「服ヲ掘ル、面白いじゃん」って思ってくれる人がいたら、是非参加して欲しい。
さいごに
探求は、見てくれる人がいて続きます。
そしてこの場所が続けば、冒頭の答えに戻るけど、もっと面白い事が出来る。
9月1日、募集を開始します。開始の合図はここ(Notice)でお知らせします。
membersページの通知フォームに登録してくれた方には、メールでもお知らせします。
どうぞ、よろしくお願いします。